昨今の事情もあり、オフラインよりもオンラインで会社紹介をする企業も増えてきています。
また、それに伴い、会社紹介用の動画を制作したいという企業も多くいらっしゃいます。
会社紹介を動画で制作することによって、テキストなどでは伝わりにくい社風やカルチャーを表現できたり、複雑な事業をわかりやすく説明したりできるようになります。
本記事では、会社紹介動画のメリットや、種類、活用シーン、料金相場などについて解説をします。
会社紹介動画の制作を検討している場合には、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
目次
会社紹介動画とは?
会社紹介動画とは、文字通り「会社の紹介」をするための動画です。
しかし、会社紹介動画の目的はさまざまで、取引先に事業内容を紹介する目的で使われることもあれば、求職者に向けて会社の雰囲気や社員の人柄を紹介する目的で使われることもあります。
本記事でもさまざまな種類がある会社紹介動画を事例とともに解説します。
制作するメリット
続いて会社紹介動画を制作するメリットについて解説します。
会社の社風など伝わりにくいことを適切に表現できる
会社のカルチャーや社風などはテキストや静止画だとどうしても伝わりにくいかと思います。
一方、動画であれば実際に働いている社員同士のコミュニケーションや、働いているオフィス環境、独自の価値観などを伝えやすいです。
動画を通して、会社を擬似体験してもらうことが可能で、社風やカルチャーといった曖昧なもの伝えることができます。
ミッションやビジョンなど中長期的な目標を可視化できる
ミッションやビジョンなどの将来像は目に見えないため、イメージがしにくかったり、人によって全く違う捉え方をしてしまうなどの課題が挙げられます。
会社のミッションやビジョンを動画で表現することによって、将来像を明確に可視化することができ、視聴者に会社の目指している方向性についてわかりやすく伝えることが可能になります。
自社の社員は同じ目標に向かって進んでいくことができ、採用時には求職者に対して自社のミッション・ビジョンを的確に伝えられます。
さらにあわせて、投資家や顧客からの賛同も期待できる可能性があります。
来社できない人に対しても自社の紹介ができる
会社まで遠い、日程がどうしても合わないなどの理由で会社に来ることができない方に対しても、会社紹介動画を制作しておくことで会社の様子を伝えることが可能です。
最近では、オフィスを紹介するためのオフィスツアー動画の制作もよくご相談をいただきます。
会社紹介にかかる工数やコストを削減できる
会社紹介を行うためには資料の準備や、会社紹介を行う場所や設備の準備など、多くの工数やコストがかかってしまいます。
そこで、会社紹介動画を制作しておけば最初こそ動画制作費用が発生するものの、制作後は動画を見てもらうだけで済むので、大幅なコスト削減につながります。
事業内容などをわかりやすく伝えられる
事業内容が専門的で複雑な場合には、テキストや静止画のみだと、どうしても理解が難しくなってしまいます。
一方、動画であれば、動きやイラスト、実際の利用シーンなど多くの情報を瞬時に伝えることができるので、自社の事業についてわかりやすく説明ができます。
実際に大手広告代理店のSupership社の調査によると、動画広告は静止画広告に比べて、広告理解度が1.8倍高かったと発表しています。
種類別の会社紹介動画事例
一口に会社紹介動画と言ってもその種類は多岐にわたります。
ここでは、会社紹介動画の種類について解説します。
要約型会社紹介動画
最もオーソドックスな会社紹介動画の形です。
会社の沿革や事業者、事業内容を要約し、動画に落とし込んでいきます。
ビジョン型会社紹介動画
ビジョン型会社紹介動画とは、企業のミッションやビジョンなど中長期的な将来像を動画にするフォーマットの会社紹介動画です。
投資家や顧客からの期待を得られたり、社内の目指すべき方向性について明確にすることが可能です。
ブランディング型会社紹介動画
ブランディング型会社紹介動画とは、自社のブランディングを目的とした会社紹介動画です。
その会社ならではの「会社らしさ」を視聴者に印象づけることができます。
事業訴求型会社紹介動画
事業訴求型会社紹介動画とは、会社紹介を「事業」という切り口から解説する動画フォーマットです。
事業内容について深く理解してもらいたい場合に有効です。
採用型会社紹介動画
採用型会社紹介動画とは、求職者向けの会社紹介動画です。
自社のカルチャーや大切している価値観などを中心に動画の構成を組んでいくことが一般的です。
インタビュー型会社紹介動画
自社の社員や、取引先に出演してもらい、インタビュー形式で会社の紹介を行うフォーマットです。
作り物ではない、リアルな演出が可能で、視聴者も動画の内容を自分事化して捉えやすいことが特徴です。
プレゼン型会社紹介動画
プレゼン型会社紹介動画とは、経営陣がプレゼン形式で会社の魅力などを語るフォーマットです。
経営陣の熱量を伝えやすいという特徴があります。
ただし、インサートカットやイラスト、グラフィックをうまく活用しないと、話の内容をうまくイメージすることができずに、返ってわかりにくい動画になってしまうので注意が必要です。
ドラマ型会社紹介動画
ドラマ形式で会社を紹介するフォーマットです。
ドラマ型会社紹介動画はコンテンツ性の高いフォーマットなので、最後まで見てもらいやすい傾向があります。
フルアニメーション型会社紹介動画
フルアニメーションで会社の紹介を行う動画フォーマットです。
映画にも使われるようなハイクオリティなイラスト、動きを取り入れるので、コンテンツ性が高く最後まで視聴してもらえる可能性が高いです。
CSR型会社紹介動画
自社のCSR活動を中心に会社の紹介を行うフォーマットです。
近年、注目を集めるSDGsやサスティナブル関連情報は、社会的意義と合わせて訴求できるため、視聴者の共感を得やすい傾向があります。
会社紹介動画の作り方とポイント
ここからは、会社紹介動画を制作する際のポイントについて解説します。
目的を明確にする
まずは会社紹介動画を制作する目的を明確にしましょう。
動画制作のご相談をいただく際に多いのが、「競合が会社紹介動画を制作しているから」という理由や、「会社紹介動画が流行っているから」といった理由です。
これだと、動画の方向性が定まらず、本来想定していた成果につながらない結果となってしまいます。
- ブランディングのため
- 採用強化のため
- 営業での受注率を高めるため
など、会社紹介動画を行う目的を明確にしておきましょう。
ターゲットを明確にする
試聴するターゲットを明確にすることも重要です。
ターゲットを明確にすることで、ターゲットに何を伝えるべきなのかがはっきりとします。
動画視聴による効果を高めるためにも、ターゲットを設定することは必須です。
制作した会社紹介動画をどのようなシーンで利用するのか考慮する
制作した会社紹介動画の利用シーンによっても、動画の制作方法は異なります。
例えば、広告で使用する場合には、通常よりも尺は短めにする必要がありますし、社外向けなのか社内向けなのかで伝えるべき内容は変わります。
利用シーンも考慮した上で動画の企画・構成決定を行いましょう。
グラフィックやイラストを活用する
概念を説明する場合などには実写だけでは表現に限界があるため、グラフィックやイラストを上手く活用することで、伝えたい内容を的確に表現できます。
特に、事業紹介や、ミッション・ビジョンを紹介する際には、グラフィックやイラストを使用した演出を取り入れるのがおすすめです。
社員の顔が見える工夫をする
採用目的の動画の場合には、会社で働いている社員がどのような方なのか、どのように働いているのかを伝えるために、積極的に社員の方に出演してもらうのが望ましいです。
社員の方に出演してもらうことで、事業や理念などの魅力だけでなく、働いているスタッフの魅力も合わせて伝えることが可能です。
費用相場と制作にかかる期間
続いて、会社紹介動画の費用・料金相場と制作にかかる期間について紹介します。
会社紹介動画の種類ごとに費用・料金相場や制作にかかる期間は異なるので、それぞれ分けて解説します。
動画の種類 | 料金相場 | 制作期間 |
---|---|---|
既存素材の組み合わせ (過去の動画素材や写真) | 20-40万円程度 | 1ヶ月程度 |
撮影有り (キャスト、スタジオ費用を除く) | 50-70万円程度 | 1.5ヶ月〜2ヶ月程度 |
アニメーション動画 | 50-70万円程度 | 1.5ヶ月〜2ヶ月程度 |
撮影有り+アニメーション動画 (キャスト、スタジオ費用を除く) | 70-100万円程度 | 2ヶ月〜2.5ヶ月程度 |
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いかがでしたか?
今回は会社紹介動画のメリットや制作時のポイント、料金相場などについて解説しました。
会社紹介動画の制作をご検討中の方は、ぜひ本記事を参考にしていただけますと幸いです。
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