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INTERVIEW

「会社の人」という関係性ではなく、「仲間」と呼べるような距離感で仕事をしたい

宮原駿
代表取締役
宮原駿

Lumiiを起業するまではどのような仕事をしていたのでしょうか?

最初に入社した会社は動画マーケティングのサービスを展開する企業で、大手企業やメガベンチャー企業を中心に数多くの動画マーケティングプロジェクトを担当しました。

その後はグロースハックサービスを提供する会社に転職し、企業の外部CMOやYouTubeチャンネル支援事業の責任者を務めました。

その後、独立をして2021年にLumiiを立ち上げました。

なぜ起業をしようと思ったのですか?

元々、私は動画マーケティング会社でプロデューサーとして活動していました。

働いている中で多くのフリーランスクリエイターの方々と仕事をするのですが、クリエイターの方々が想像以上に過酷な環境で仕事をしていたんですね。

1件あたりの単価も低く、才能があるにもかかわらず、予算の都合で才能が発揮できないのを目の当たりにしてきました。

単価が低いので、常に多くの案件を抱えないと十分な収入が得られず、良い作品を作ることに集中できなくなってしまっている。

そういった状況を見てきて、「もっとクリエイターの方々が活躍できる場所を提供してあげたい。」と思ったのです。 それが起業するきっかけとなりました。

起業してから今はどのようなお仕事がメインなのでしょうか?

宮原駿 主な業務は、Lumii Video Hubの営業活動とご契約後のクリエイターとのマッチング業務ですね。

お客様のご要望をヒアリングし、それを具体的な企画にして提案する。

その後受注に至ったら各クリエイターと連携を取りながら、動画の納品まで行います。

もちろん会社の代表なので、それ以外にも仕事はありますが、メインはこの二つの仕事ですね。

1日のスケジュールについて教えてください。

午前中は企画案の作成や、お客様からいただいた案件の整理などを行っています。

あとはメンバーのタスク進捗確認や、その日のタスクのすり合わせを午前中に行います。

午後は基本的にはお客様との商談や、プロジェクトのキックオフミーティングをしていて、お客様とコミュニケーションを取る時間になっていますね。

夜はその他の事務作業や、経理関連の対応を行い、明日のスケジュールを整理して次の日に備えるという感じですね。

仕事のやりがいは何ですか?

仕事のやりがいはいろいろあるんですが、やっぱり完成した動画を見てお客様が喜んでくれたときですね。

クリエイターの方が認めてもらえているのを見るのも嬉しいですし、世の中に求められているサービスを提供できているという実感を持てます。

あと新たに入社したメンバーが仕事を覚えていきながら、少しずつ成長していく姿を見るのもやりがいを感じますね。

仕事を通じていろいろな経験を積めるので、人生において何かしらメンバーにも貢献できているのかなと思います。

仕事で大変だなと思うことはありますか?

大変という感覚ではないのですが、動画を発注する側と作る側の感覚を擦り合わせることには非常に気をつかっていますね。

たとえば、今の小学生にとっての「かっこいい」と30代以降の人にとっての「かっこいい」というのは、同じ言葉であっても、おそらくイメージしている内容には差があると思うんです。

そのような微妙なニュアンスの差などをいかになくして、共通のイメージを持つことができるのかという部分は非常に難しいところでもあるので、動画作りにおいて最も神経を使っている部分ですね。

宮原さんから見て、会社はどのような雰囲気ですか?

フランクな雰囲気かなと思います。

まだ組織が小さいということもありますが、良い意味でプライベートと会社が混ざっているような状態ですかね。

でもフランクだからと言って、馴れ合いの関係にはならないように気をつけています。

お客様に提供する価値を各々のメンバーが真剣に考えていますね。

実際に起業してみて、イメージとギャップはありましたか?

良い意味のギャップとしては、思っていたよりも下積み時代のようなものを経験せずに済んだことですね笑

最初はしばらく売れなくて、お金もまったく入ってこないという覚悟をしていたんですが、ありがたいことに初月から発注もいただけて、すぐに事業は軌道に乗りました。

起業当初から支えていただいているお客様、クリエイターの方々には本当に感謝しかありません。

Lumiiのいいところはどのようなところでしょうか?

いろいろありますが、まず提供しているメインサービスである「Lumii Video Hub」の仕組みは非常に良いと思っています。

多くのお客様から満足の声もいただいているので、市場に求められているサービスだと日々実感しています。

また市場規模から考えるとまだまだ弊社の売上規模は小さいので、ここから大きな成長フェーズに入っていきます。

そのような成長フェーズの会社で働く経験を積めるというのもLumiiのいいところですかね。

まだ組織も小さいので、メンバーにはかなり柔軟に仕事をしてもらっています。

自分の裁量でできる仕事が多いですね。

あとは何でも話せるような雰囲気の会社なので、何か課題があれば、みんなで協力し合いながら乗り越えていこうとするメンバーばかりです。

時々聞くような「ドライで殺伐とした職場」とは無縁の会社なので、そのあたりも良いところかと思います。

Lumiiで大切にしたいカルチャーはありますか?

宮原駿 機械的な会社にはしたくないですね。

どうしても目の前の仕事に集中していると、効率重視で物事を判断してしまうようになると思います。

効率を上げることは大事なことですが、それによって人間関係などの本来もっと大事なことを失ってしまうのは避けなければなりません。

人との関わり方を重んじるカルチャーは今後も大事にしていきたいです。

どのような人と働きたいですか?

「従業員」としてというよりは、「仲間」を迎え入れたいという気持ちの方が強いので、一個人として仲良くなれそうな方と一緒に働きたいですね。

スキルだったりは後から身につけていけるので、尊敬し合えるような人柄であることの方が大事です。

あとは突破力がある方に入社していただけるといいですね。

まだまだ新しい会社なので、日々いろいろな課題にぶつかるのですが、そういったことも突破していけるタフさが求められます。

仕事以外の時間は何をしていますか?

最近はあまり行けていないのですが、社会人サッカーチームに入っているので、仕事以外だとサッカーをしていることが多いですね。

あとは学生時代からの友人と食事に行くこともありますが、基本は毎日仕事していますね笑

将来について今後の展望について教えてください。

今後は動画の制作領域だけでなく、広告運用領域をより拡大していきたいと思っています。

作って終わりではなく、その後の動画活用も含めて総合的に支援していける体制を整えていく予定です。

広告運用サービスは動画制作事業とのシナジーも非常に大きいので、1年以内には本格的にサービスを開始していくつもりです。

最後になりますが、どのような人にとってLumiiで働くことはおすすめでしょうか?

今いる会社だと思うように仕事ができなくて、もっと自分の裁量で仕事をしていきたいという方や、将来起業したいと思っている方にはおすすめの会社です。

まだ創業期のフェーズなので、本当にゼロから自分で仕事を作っていくという貴重な経験を積んで、圧倒的にスキルを高めることができます。

これは大企業やすでに成長しているベンチャー企業では、まず経験できないことかと思います。

カルチャーの部分では、「会社の人」という関係性ではなく、「仲間」と呼べるような距離感で仕事をしたい人にもおすすめです。

Lumiiはフランクで温かい人たちばかりが集まっているので、そのような人たちと一緒に仕事をしたいという場合にもいいですね。